中級講座
受講者募集中
《講師のことば》
米国出願において最も基本となるのは、明細書の作成です。ところが、米国と日本では、言語の相違に加え、明細書作成の実務が異なるため、日本と同様の感覚で明細書を作成すると、拒絶されるだけでなく、代理人費用の増大等、種々の問題が発生します。
また、米国特許制度においては、新規性、非自明性の判断等の審査基準、継続的出願等の審査手続など、日本とは異なる種々の制度がありますので、それを知った上で審査に対応する必要があります。さらに、KSR事件等、実務に影響を与える判例が次々と出されるため、判例にも注目する必要があります。
しかしながら、米国実務に適合した明細書の作成には、日本語明細書の作成時から対応できることが多く、日本語の段階で米国を意識した明細書を作成しておけば、その後の米国での審査をスムーズに行うことが可能になります。
そこで、本講座では、日本の実務と対比しつつ米国特許実務に沿った明細書の作成方法、及び米国特有の制度について説明いたします。
(開催要項)
開催日 平成21年3月18日(水) 9時30分〜16時30分
開催場所 社団法人発明協会大阪支部 3階研修室
所在地 大阪市天王寺区伶人町2−7 関西特許情報センター
電 話 06−6779-5473
講 師 立 花 顕 治 氏
(三枝国際特許事務所 弁理士、米国パテントエージェント試験合格)
募集人数 50名
参 加 料 会員15,000円 非会員20,000円(テキスト代含む、消費税込み)
●2名以上お申込みの場合、2人目から50%引き(法人会員のみ)
※注意(1)3日以内のキャンセルの場合、受講料はお返しできません。
(2)聴講券、納品書又は請求書は、講座開催日の10日前頃に郵送いたします。
発明協会は、日本弁理士会の継続研修を行う外部機関として認定されています。
本講座は日本弁理士会の継続研修としての認定を受ける予定です。
本講座を受講し、所定の申請をすると外部機関研修として6単位が認められます。
申込先 社団法人発明協会大阪支部(http://www.jiiiosaka.jp/)
電話 06−6779−5473 FAX 06−6779−1274
申込方法 申込書に必要事項をご記入の上、お申し込みください。
プログラム
第1部 米国出願における審査対応実務
1.審査対応の概要
2.米国特有の審査手続き
3.KSR事件後の非自明性拒絶への対応
第2部 米国出願における明細書作成の実務
1.翻訳文の元になる日本語明細書
2.米国特有のクレームの作成
3.判例からみた明細書の作成