主催 社団法人発明協会大阪支部
中級 知的財産権講座
「著作権法と不正競争防止法」
〜紛争の予防、防衛のあり方、戦術的な訴訟の組み立てについて〜
受講者参加型ディベート方式!
〔講座の内容(講師のことば)〕
著作権と不正競争防止法を考察するにあたり著作権侵害事件と不正競争防止法違反事件を中核とする幾つかの事件や想定問題をとりあげ、それらの事件や想定問題を通じて、戦術的な訴訟の組み立てを考える。
また、当該事件や想定問題を通じて、著作権法と不正競争防止法に関する基本的な概念について、事案の中で復習すると共に、法的紛争に発展した事件を通じて紛争の予防や防衛のあり方を考察したい。
この講座を受講される参加者には、予め当該事件や想定問題に関連する簡単な課題を与え、課題を前もって考えた上で積極的に討議に加わっていただきたい。
出来るだけ議論に参加してもらう中で主体的に問題を掘りおこして検討したいと考えている。
(開催要項)
◆開催日 平成17年12月8日(木)、9日(金)9:30〜16:30
◆開催場所 大阪科学技術センター 404号会議室
大阪市西区靱本町1−8−4 (рO6−6443−5321)
◆講 師 三山 峻司 氏(三山・阪口法律事務所 弁護士・弁理士
・京都産業大学法科大学院 教授)
◆定 員 50名(定員になり次第締め切ります。)
◆参加料 会員27,000円(一般30,000円)(テキスト代含む、消費税込み)
㊟(1)3日以内のキャンセルの場合、受講料はお返しできませんので
予めご了承下さい。
(2)聴講券、納品書又は請求書は、講座開催日の10日前頃に郵送
いたします。
◆プログラムと具体的な進め方
下記の課題@〜Hに簡単な設問を加えた事前資料を、予め受講者に送付(開催日の10日前ころ)し、当日までに自身の回答や考え方をまとめていただき、当日は課題を題材にして、受講者が参加するスタイルで、議論を通じて、紛争の予防や防衛のあり方や戦術的な訴訟の組み立てについて考察していきます。(事前資料は当日持参)
1.知的財産関係訴訟の概要(訴訟の特徴・計画審理など)
2.著作権法の概要及び最近の改正と動向
3.著作権侵害事件を題材として
(具体的事件ではなく想定問題(課題@)を用意する予定)
4.不正競争防止法の概要及び最近の改正と動向
5.不正競争防止法違反事件を題材として
課題A東京地判平成10年3月20日 平成9年(ワ)3588号
6.不正競争防止法及び著作権が交錯する事件を題材として
ポパイ第1事件
課題B大阪地判昭和51年2月24日 昭和49年(ワ)393号
ポパイ第2事件 課題C〜E
(第一審)大阪地判昭和59年2月28日 昭和58年(ワ)27号
(第二審)大阪高判昭和60年9月26日 昭和59年(ネ)1803号
(第三審)最高判平成2年7月20日 昭和60年(オ)1576号
ポパイ第3事件 課題F〜H
(第一審)東京地判平成2年2月19日 昭和59年(ワ)10103号
(第二審)東京高判平成4年5月14日 平成2年(ネ)734・2007号
(第三審)最高判平成9年7月17日 平成4年(オ)1443号
申込書をダウンロードし必要事項をご記入の上、FAXにてお申し込み下さい。
折り返し、聴講券・納品書または請求書を開催日10日前頃にお送りいたします。