21世紀は、近代工業社会の大量生産型の「ものづくり」の時代から変わり、情報や知識が大きな付加価値を生み出し、知的創造活動が国の経済や企業の利益を左右する「知恵の時代と」言われています。
かつての財産とはモノ=有体物が中心でしたが、現在は人間の知的活動の成果、つまり無体物である知的財産が重要視され、知的創造活動を産業基盤とする国家戦略である「知的財産立国」の重要な核ともなっております。
しかし、知的財産について正しい知識を欠いたまま、「発明」「知的財産」といった言葉のみが独り歩きしているため、知的財産が有効に活用されない状況も出てきています。
このような中、知的財産業務関係者はもちろんのこと、他の業務に携わる方々にとっても、知的財産に関する知識の習得は、必要不可欠であるといえます。
本講座は、特許や意匠といった制度自体の仕組みに入る前段階として、知的財産の意義と必要性、知的財産権の概念等について、全くの初心者の方々を対象に、豊富な実務経験を有する講師により平易に解説することを目的に、開催するものです。
また、この入門講座は予備的知識の習得を目的としているため、さらに研鑽を積みたい方には、引き続き5月28日・29日に開催いたします「知的財産権基礎講座」を受講されることをお薦めいたします。
皆様のご参加をお待ちしております。
・主 催:社団法人発明協会大阪支部
・開催日:平成21年4月15日(水)
・時 間:9:30〜16:30
・講 師:酒井 將行 氏 (深見特許事務所 弁理士)
・場 所:大阪科学技術センター 405号室(大阪市西区靱本町1−8−4)
・料 金:会員10,000円 一般15,000円 (テキスト代含む・消費税込み)
※ 2名以上お申し込みの場合、2人目から50%引き(法人会員のみ)
注)1 3日以内のキャンセルの場合、受講料はお返しできませんので予めご了承下さい。
注)2 聴講券、納品書又は請求書は、講座開催日10日前頃に郵送いたします。
・定 員:70名(定員になり次第締め切ります)
・プログラム
「知的財産権って何だろう?」〜基礎知識の習得を目的として〜
○ 発明と特許
○ 特許情報の調査
○ 出願書類の書き方
○ 外国での特許取得(日本の実務との比較)
○ 特許以外の知的財産権
○ 最近のトピックス(主な制度改正など)
スライド等を利用して、初心者にもわかりやすく講義する予定です。
注)5月開催の「知的財産権基礎講座」の予備的知識の取得を目的とした研修で、内容は重なりません。
・申込方法
「申込用紙」をダウンロードしてFAX(06-6779-1274)、メールにて下記宛に送付してください。
・問合せ・申込先
〒543-0061 大阪市天王寺区伶人町2-7
(社)発明協会大阪支部 講座担当
TEL06-6779-5473 FAX06-6779-1274
Email:jiii-ob@oregano.ocn.ne.jp
セミナー参加の申し込み・問い合わせ先
社団法人発明協会大阪支部
TEL 06−6779−5473 FAX 06−6779−1009
E−mail jiii-ob@oregano.ocn.ne.jp