中級講座
受講者募集中
〜多国出願のための品質の維持とコスト削減の方策〜
《講師のことば》
外国出願における主要な出願国としては、米国、欧州、中国が挙げられますが、パリルート、PCTのいずれを利用しても、実体的な審査は、各国独自の法制にしたがうことになります。ところが、日本とこれらの国では、言語の相違に加え、明細書作成の実務が異なるため、日本と同様の感覚で明細書を作成すると、拒絶されるだけでなく、代理人費用の増大等、種々の問題が発生します。また、各国特許制度においては、進歩性の判断等の審査基準、継続的出願等の審査手続など、日本とは異なる種々の制度がありますので、それを知った上で審査手続に対応しなければ、権利が取得できないおそれがあります。
本講座では、日米欧中の明細書作成のプラクティスの相違を考慮し、日本語の段階で対応できる標準化された明細書の作成について解説するとともに、日本とは相違する重要な手続き上の留意点を解説いたします。また、品質の向上とコスト削減に繋がる外国代理人とのつきあい方についても解説いたします。
(開催要項)
開催日 平成23年2月22日(火) 10時00分〜17時00分
開催場所 関西特許情報センター 3階研修室
所在地 大阪市天王寺区伶人町2−7 発明協会大阪支部内
電 話 06−6779-5473
講 師 立 花 顕 治 氏
(レクシア特許法律事務所 代表パートナー 弁理士、
大阪大学知的財産センター 客員教授、
米国パテントエージェント試験合格(2005年 Limited
Recognition))
募集人数 50名
参 加 料 会員13,000円 非会員20,000円(テキスト代含む、消費税込み)
●2名以上お申込みの場合、2人目から50%引き(法人会員のみ)
※注意(1)3日以内のキャンセルの場合、受講料はお返しできません。
(2)聴講券、納品書又は請求書は、講座開催日の10日前頃に郵送いたします。
申込先 社団法人発明協会大阪支部(http://www.jiiiosaka.jp/)
電話 06−6779−5473 FAX 06−6779−1009
申込方法 申込書に必要事項をご記入の上、お申し込みください。
プログラム
1.翻訳文作成の留意点
2.日米欧中に対応する明細書の作成(総論)
3.日米欧中に対応する明細書の作成(各論)
(サポート要件、単一性、機能的記載等)
4.出願前の検討事項
(新規性喪失の例外、自己の出願との抵触等)
5.審査手続の相違
6.進歩性の判断の相違
7.コストを低減する代理人とのつきあい方