初級~中級<入門編>
「国際ライセンス契約書レビュー」
-国際ライセンス契約書の基本的考え方(日米契約法の考え方の相違)を体感し、国際ライセンス契約書の各条項を検討する-
◩
◩開催場所 社団法人発明協会大阪支部 3階研修室
(℡06-6779-5473)
◩講 師 阿部 隆徳 氏(阿部隆徳国際法律特許事務所 http://www.abe-law.com/)
所 長・
弁護士(日本国及びニューヨーク州)・
弁理士(日本国)・
大阪大学大学院医学系研究科 特任教授)
◩定 員 100名(定員になり次第締め切ります。)
◩参加料 会員13,000円(一般20,000円)(テキスト代含む、消費税込み)
㊟(1)3日以内のキャンセルの場合、受講料はお返しできませんので
予めご了承下さい。
(2)聴講券、納品書又は請求書は、講座開催日の10日前頃に郵送
いたします。
発明協会は、日本弁理士会の継続研修を行う外部機関として認定されています。
本講座は日本弁理士会の継続研修としての認定を申請中です。
本講座を受講し、所定の申請をすると外部機関研修として5.5単位が認められます。
〔講座の内容〕
外国企業から定型的な国際ライセンス契約書を送られて、お困りのご経験をお持ちではないでしょうか?
英語が分からない、国際ライセンス契約書特有の言い回しが分からないという問題の他に、実は、日米の契約法に対する考え方の違いに根ざす分かりにくさがあります。
本講座では、日米における契約法に対する考え方の違いを、なぜ米国の契約書は長いのか、なぜ米国の契約書は書面を重視するのか、米国の定型的な契約書にはどのような落とし穴が潜んでいるかといった観点から説明し、国際ライセンス契約書の基本的な考え方を会得します。その上で、国際ライセンス契約書の各条項を検討していきます。
ライセンス契約を扱って困った経験をお持ちの方のほか、ライセンス契約を扱ったことがない方、契約法に関する知識をお持ちでない方にも分かるようにご説明しますので、事前の知識は一切不要です。
奮ってご参加下さい。皆様のお申し込みをお待ちしております。
〔講座の進め方(プログラム)〕
1.国際ライセンス契約の基本的考え方(日米契約法の考え方の相違)を体感する
おいてはまず、国際ライセンス契約書についての概説を行います。特に、米国契約法の考え方について、米国判例を元に、なぜ米国の契約書は長いのか、なぜ米国の契約書は書面を重視するのか、米国契約書にはどのような落とし穴が潜んでいるかなどについて解説し、日米の契約に対する考えの違いを理解します。例えば、ロスアンジェルスオリンピックをソ連等がボイコットした際、アメリカのテレビ局は放映権料を支払わずにすんだのに、日本のテレビ局は放映権料の減額を受け入れられなかったのはなぜか、交渉の過程で口約束したことを相手を信用して契約書の文言に入れなかった場合どうなるか、などといったことを例に挙げて説明し、参加者に体感して頂きます。基本的な知識は全く不要です。
2.国際ライセンス契約書の各条項を検討する
国際ライセンス契約書の考え方を一通り体感した後、国際ライセンス契約書の各条項について一緒に検討していきます。
(申
込 先) 社団法人発明協会大阪支部(http://www.jiiiosaka.jp/)
電話
06-6779-5473 FAX 06-6779-1274
(申込方法) 当案内申込書に必要事項をご記入の上、FAXで、お申し込みください。