11月10日(金)、大阪市内ロイヤルホテル「ロイヤルホール」において、午前10時から、知財関係者から広く一般の方を対象に大阪支部創立100周年記念講演会を開催、午後14時からは、来賓、受賞者、発明協会関係者等の参加を得て、大阪支部創立100周年記念式典並びに平成18年度近畿地方発明表彰式を挙行した。
〈記念講演会〉
式典に先立って開催した記念講演会では、講師に2000年ノーベル化学賞受賞の白川英樹氏(日本学士院会員、筑波大学名誉教授)をお招きし、「発明・発見とセレンディピティー」と題し、セレンディピティーの言葉の由来、次代の科学者、技術者、発明者を目指す人材の育成などについて講演があり、およそ350名の参加者を集め、大変盛況であった。
〈式典・表彰式〉
式典・表彰式は、およそ400名の参加のもと、倉内副支部長の開式の辞によって始まり、領木発明協会副会長・大阪支部長の式辞及び挨拶の後、先ず、大阪支部創立100周年記念表彰が行われ、大阪府知事より、当支部の事業功績に対し表彰を受けた。その後、発明協会大阪支部長表彰の贈呈、続く近畿地方発明表彰式では、文部科学大臣発明奨励賞をはじめ各賞が贈呈された。
続いて、来賓を代表して藤木文部科学省大臣官房審議官、岡田特許庁審査第四部長、太田大阪府知事(代読)より祝辞をいただき、受賞者代表による謝辞の後、最後に、吉田副支部長の閉式の辞をもって、終了した。
〈祝賀会〉
式典・表彰式の終了後、会場を同ホテル「山楽」に移して、午後16時から、およそ280名の参加者を集め、祝賀会を開催した。
領木支部長の開会挨拶、来賓として菅原中小企業庁経営支援部技術課企画官、木内近畿経済産業局地域経済部次長の挨拶のあと、谷日本弁理士会会長による乾杯が行われた。
来賓、受賞者、発明協会本支部役職員、少年少女発明クラブ関係者などの参加者は、各々、杯を傾け、歓談に花を咲かせていたが、大島副支部長の閉会の挨拶をもって、盛会のうちに終了した。